爪の根元部分の下に見える白い半円部分は何でしょうか。
爪の先端はフリーエッジという白い部分。
爪の全体的な色は健康な人なら赤っぽいピンクに見えます。
これは爪の下にある毛細血管を流れる血液の色です。
そして爪の根元の白い半円部分は爪半月(ハーフムーン)と言います。
爪が出来かけた状態のもので水分を含んでいるので白く見えている。
つまり、やがて爪半月が爪になっていく。
同じ根元でも外側にある甘皮は、爪が伸びる時に一緒に引っ張られて
伸びてきた皮膚の一部ですので爪にはなりません。
もし甘皮が爪になるのであれば甘皮処理をしている女性は全く爪が
伸びないことになります。
さて、爪半月ですが、大きい人、小さい人と個人差があります。
病気なのか?遺伝なのか?何かをすれば変わるのか?
爪半月が大きい人は健康であるという説が、あるいは諺、言い伝えとして
あるようですが、大きい小さいなどの違いで健康状態に問題はありません。
新陳代謝がよく爪が伸びるのが早い人は爪半月が大きく、
逆に新陳代謝が悪く爪が伸びるのが遅い人は爪半月が小さいとされています。
それもそうですね、爪半月が爪の源、これから爪に形成されていく
直前の状態の成分なのですから、大きいということは量が多いわけで、
どんどん爪が伸びる、爪が生えると言えるでしょう。
爪半月に含まれている水分量が少なかったり、既に生えている爪が乾燥していると、
爪半月が小さくなるという説もあります、爪の乾燥には気をつけましょう。
普段から水分補給も欠かさないようにし、爪にネイルオイルもしくは
ハンドクリームを塗って保湿・保護しておくことをおすすめします。
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