鉄分不足が爪に表れるから爪で健康チェック┃鉄欠乏症貧血

鉄分不足が爪に表れます。
爪を見て健康チェックしてみましょう。

血液の赤血球にあるヘモグロビンは酸素を体中に送る役割があります。
このヘモグロビンの生成に鉄が必要。

鉄分は食べ物から摂取していますが体内の鉄分量が減ると、血液で
酸素が運ばれる量が減っていき新陳代謝が落ちてきます。

具体的に健康面では体がダルい、めまいや偏頭痛がする、精神面では
イライラする落ち着きがなくなるといった症状が見られる。
要は体調不良になって行きます。

ヘモグロビンに必要な鉄分が不足している貧血は鉄欠乏症貧血。

鉄欠乏症貧血になった場合の爪に各種の症状が見られることがあります。
指先へ栄養が一度に行き届きにくくなり血行不良にもなりがちですので、
強い爪が作られない、爪が弱くなるモロくなる、割れやすくヒビが入る、
といった爪の変化が想定される。

具体的には表層が薄く割れて二枚爪、表面がでこぼこに変形する、
周囲だけが反り返ってスプーン爪になる、色が白くなる、横向き水平に線が入る
なとが特徴。

爪の状態で貧血、鉄分不足、鉄欠乏症貧血の傾向が読み取れる、
いわば病気のサインです。

鉄分が不足しているとわかったらレバー、卵、煮干し、海藻、貝類を
積極的に食べるようにしてください。
ビタミンCも合わせて取ると鉄分の吸収率を高めることができるので効果的です。
アセロラ、ゆず、パセリ、レモンなど。
特にパセリは鉄分も含んでいますので貧血解消、鉄分補給にはよい食品。

無論、爪での健康チェックを行いながらも、普段から栄養バランスのよい
食生活を意識し鉄分不足を予防していくことが理想であります。