爪を朝に切ってはいけないのでしょうか。
爪を切る時間帯とタイミングを知りたい。
爪を朝に切る
そうであれば朝に爪を切るのは縁起がよいくらいに考えられてもよさそうなものですが、
そのような言い伝えもないようです。
では、朝に爪を切ってはいけないという話はどこからきたのか。
出兵する兵士が自分の爪を残して朝出かけていったことから、帰ってこない人の遺品や
形見のようで不吉だとする考えがあったという説もあります。
これは戦時中の話でしょうから、現代においては、夜に爪を言ってはいけないよりも
もっと信憑性に欠けます。
いつ爪を切ればよいのか
夜もだめ、朝もだめ。それなら爪はいつ切ればよいの?
という疑問になってしまいます。
ストレートに考えれば昼間ということになりますが、多くの方はお仕事中だったり、育児で子供の面倒を見ていれば、爪を切る暇などありません。
朝はもっと忙しいですから、週末など休日の朝でなければ無理ですね。
多くの方はお風呂上がり、つまり夜の時間帯に爪を切っているのではないでしょうか。
実際のところ、爪が柔らかくなっており、ゆっくりとしたリラックスタイムですので、
ネイルケアには最適な時間帯。
少なくとも朝の慌ただしさの中で爪を切るほうが余程、危険なのではないでしょうか。
1日の中でも落ち着いた時間が取れるのは夜の時間という人のほうが圧倒的に多いはず。
そうであれば、諺や言い伝えについては、嘘、迷信、都市伝説なのだと気にすることなく、
私たちは夜に爪を整えればよいのです。
爪を切る時間帯とタイミング
爪を切る最適な時間帯もありませんし、最高のタイミングというのは存在しません。
爪を切る曜日を決めておくのもよいですが、
爪を切ってはいけない曜日というのもありえません。
現在はライフスタイルも多様化していますから1日の中で
自分にとって都合のよいタイミングで爪を切ればよいだけ。
夜に爪を切ってしまった、と後悔する必要もなければ、
夜爪切ると縁起が悪いということでもないのです。
ただ、手の指の爪と足の指の爪でも話は変わってきますね。
手の爪であれば、昼休みに職場やトイレなどで切ることも不可能ではない。
しかし足の爪を外出先で切る人は少ないでしょう。
足の爪は大きくて厚くて硬いですから、やはり風呂上りのほうが、
多少なりとも柔らかくなっていて最適なタイミングと言えそうです。
もし朝の時間帯に爪を切りたいのであれば、平日のお仕事や学校に出かける前よりも、
休日の朝にゆっくりと時間を確保して爪を丁寧に整えることをおすすめします。
爪を夜に切る
爪を夜に切る、夜の時間帯に爪を切ってもよいのかどうか。
爪を夜に切らないほうがよい理由は何なのでしょうか。
爪を夜に切らないほうがよい理由は、親の死に目に会えないから?
爪を夜に切らないほうがよい理由の出所を探っていきますと、「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」という諺、言い伝えが有力。
あるいは、夜の爪と書いて、音読みから当て字にしていけば「夜爪=世詰め=世を詰める」といった不幸の象徴のような感じで捉えられていたようです。
世が詰む=世界が終わるという説として。
かなり滅茶苦茶で強引な理屈、屁理屈としか言いようがありませんが、単純に昔は電灯や明かりはありませんでしたから、爪を切る際に真っ暗であれば誤って切って怪我をするということを警告したかった可能性はあります。
もっと具体的に、暗い所で爪を切っていることで、誤って指先を切ってしまい、出血や傷口からの細菌感染で大病になり寿命が短く、親よりも先に逝ってしまうという説なら親の死に目に会えないの話につながって少しは納得できるというところでしょうか。
切った爪の汚れた匂いや、飛び散る爪が焼けて、死体のような匂い、死臭に似ているから禁忌だという説もあるらしいですが、ここまでくるとオカルトの類でしょう。
夜に爪を切る場合に縁起が悪いのを回避する方法
このように爪を夜に切らないほうがよいという言い伝えには、いろいろな理由がまことしやかにあり、諸説ありますが明確な理由や由来はわかっていません。
夜に爪を切る場合に縁起が悪いのを回避する方法としては、「牛の爪」と唱えながら牛の爪を切るフリをすれば助かるという説も。これも解釈しにくい理論であり意味不明。
ちなみに警察や刑事の使う隠語として「牛の爪」があるそうですが、牛の爪が割れていることから、犯人がわかっていること(=割れている)として使うのだそうです。
もしかすると牛の爪が割れていることと、夜に爪を切るとき「牛の爪」と唱える慣習というのは関係あるのかもしれません。
夜に爪を切る人が多い?
そもそも現在では、夜に爪を切ると親の死に目に会えない、という話自体を知らない人のほうが多いかもしれません。
知らない人にとっては怖くないので、平気で夜に爪を切ります。
それを目撃した家族や親戚、あるいは旅行先などでの友人は驚いて注意、警告するかもしれません。
しかし、それはこの迷信を信じてる人の思い込みや間違いなのです。
宗教のようなものと言えばよいでしょうか。
爪を切る時間帯がいつかと問われれば、風呂上がりと答える人は一定数いるでしょう。
むしろ、夜に爪を切っている人は多いのではないでしょうか?
このことから考えても夜に爪を切っても、実際の親の死ぬ目に関して何も因果関係がないことがわかるはず。結論としては、夜に爪を切ると親の死に目に会えないという話は、嘘、迷信、都市伝説であるということになります。
夜に爪を切ってしまった、と後悔する必要もなければ、夜爪切ると縁起が悪いということでもないのです。
爪は夜に切ってもよい
爪を切る時間帯と夜に何も関係性はありません。
それは昔の話で、灯りが少なく真っ暗闇の夜に爪を切ると怪我をして寿命が早まるといった警告を伝えたかったというレベルの迷信だとお考え下さい。
現代においては、夜に爪を切っても全く問題ありません。
むしろお風呂上がりは爪も柔らかくなっており、足の爪を切るには特に最適。
多忙な毎日の中においては精神的にもリラックスタイム。
1日の中で最も落ち着いてネイルケアに取り組める貴重な時間帯だと言えます。
気にすることなく、夜に爪を切っても大丈夫です。
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