爪テーピングの巻き方。巻き爪や陥入爪の改善や治療法としても有効で効果的

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爪テーピングの巻き方について解説いたします。

巻き爪や陥入爪への爪テーピングの効果と改善へのヒント。

爪テーピング

爪をテーピングする理由はいくつかあります。

スポーツをするときに指に圧力がかかって、
爪が割れてしまうのを防ぐための保護効果の目的。
格闘技などの激しい運動では日常的に活用されている保護方法。

そして一般の方でも、爪のトラブルに対する簡易治療として
爪テーピングを活用するのも有用。

テープを貼るだけだから、あまり意味ない、
実際には効果ないであろう、などと軽視してはいけません。
病院において医療行為の治療としても行われるくらい
テーピングには意味があります。

悪化防止、治癒、症状の改善が見込まれる。

巻き爪や陥入爪

爪テーピングが特に有効なのは巻き爪や陥入爪。

足の爪の側面部分がが丸まって湾曲した巻き爪、
指内部で肉に爪が刺さっている陥入爪などはあまりにも痛くて
歩くのも困難な場合があります。

巻き爪も悪化すると湾曲した両端が指肉に食い込みますし、
それを回避しようと両端や先端だけを切りますと、
その先端が鋭利になり指肉に刺さるという陥入爪になってしまう。

陥入爪がチクチクと痛いからと、尖った爪先を切り落とすと、
支える力がなった爪が両脇から丸まってくる。今度は巻き爪へ。

このように巻き爪と陥入爪は併発しやすいのです。

爪テーピングで改善

そこで爪テーピング。
厳密には爪へのテープ貼りではなく、爪の周りの指の肉に対してテーピングをします。

セロハンテープなどでは汗などで剥がれてしまう。
ドラッグストアで伸縮する体用のテープを入手すべき。
スポーツをする運動選手が関節を固定したりするテープのこと。
外科医院にあるような固定用テープです。

爪テーピングの巻き方

爪テーピングの巻き方ですが、まずは、
足のほうの汗や脂分をよく拭き取ってください。
足を洗うかお風呂上りのほうがよいかもしれません。
足を清潔にすることでテーピングが、より剥がれにくくなり、
カビや雑菌の繁殖も防ぎます。
密閉状態のようになるので水虫菌(白癬菌)の温床になっても困るのです。

具体的なテーピングの巻き方ですが、爪の側面にある肉にテープを貼り、
外側へ引っ張るようにしつつ、 ぐるっと指を肉の腹のほうで1周させます。

やや強めに引っ張って巻いてください。
肉を外方向へ広げる。

爪テーピングの効果

要は爪が指の中で肉に接触しているからチクチクと痛い。
そこで爪と指肉を物理的に離すか、実際は接触していても
それを弱める効果を狙うのです。

もちろんこのテーピングというのはあくまでも応急処置で対症療法。
原因は根治しませんので、巻き爪や陥入爪のほうは別途治療する必要があります。

巻き爪専門クリニック、皮膚科、外科で診察を受ける。
もしくは市販の巻き爪矯正器具でも治療できる。

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巻き爪や陥入爪の原因と予防

巻き爪や陥入爪になる原因は、窮屈で小さいサイズの靴を履き続けたり、
爪を切るとき深爪にしていることにある。
短期的にはわかりにくいですが、やがて巻き爪や陥入爪の原因になりやすいので
お気をつけください。

大きすぎる靴も問題があるとされますが、ある程度、靴の中で
指に対して広さと空間がある靴や履き物をお選びください。

正しい爪の切り方は上方を水平に真っすぐ切り、爪が四角形になる
スクエアオフという切り方。
手の指と同じでよいにもかかわらず、なぜか足の指の爪だけ両端を
切り落とす方が少なくありません。

両端の無い爪は、足の指先への圧力や負荷の差から爪全体が湾曲してきて巻き爪へ。
痛いからと再び両端を深く切り落としてチクチク痛い陥入爪へ。
悪化の一途を辿り改善への出口がありません。

そのようなときは、まずはこれ以上、爪を切らずに本記事にある
爪テーピングをお試しください。

痛みが激しいときは、平行してコットンパッキング法として、
爪の上部両端に小さく丸めた脱脂綿を詰め込んで対処。
爪が指肉に触れなくなるので、一時的に痛みを我慢できるはず。

爪が伸びたら、正しい爪の切り方で成形し、健康な爪を手に入れましょう。

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