爪の役割とは?爪が生えている意味を知る

爪は動物に生えており、人間にも生えている。

爪は皮膚が角質化したもので角質器という呼び名もあり、
他の動物ですとクチバシや角なども同じ部類。
爪そして髪の毛や体毛は鱗から進化したものとされる。

ではなぜ爪が生えているのか?
退化せずに残ったのか。

足や手の指先に位置する爪というものは、指や皮膚を保護する役割があります。

そして爪があるからこそ指先に力を入れたり、
特に足の爪においては体を支えたり、踏ん張ったり、
歩くなど体を支え足全体を動かすことが可能になっている。
その支えとなる役割が爪にある。
つまり爪が無ければ指や足、そして体全体がうまく動かせないのです、
これは意外なことかもしれません。
そしてこれこそが爪が生えている意味です。

ですから爪は立派に強く厚くしておくべき。

爪を深爪で切りすぎたり、爪を噛むクセがあったりと、変形した爪はよくない。
爪甲剥離症、二枚爪など割れたりもしないほうがよい。

爪白癬で爪水虫になりますと爪がボロボロになり、
モロく砕けて小さくなっていきやすい。

そもそも栄養が不足しますと爪が薄く弱くなりがち。
爪の原料はタンパク質のケラチンですから良質なタンパク源を
しっかり食べるように。
肉、魚、卵など。
ミネラルでは亜鉛で爪が太くなるのは有名。
さらにケイ素を取りたい。
爪のためのコラーゲンを結束するのがケイ素なのです。
最近ではシリカ水のシリカ(=二酸化ケイ素)として聞いたことが
あるかもしれません。

あとはお肌と同じように乾燥に気を付ける。
重い荷物を運んだり、スポーツの練習など爪に必要以上の
負荷や圧力をかけることも避けたい。

台所洗剤やネイルの液剤も体に合わない、
爪が異常を見せるようなら使用を控えたい。

無くてもよいと軽視しがちな爪ですが、とても大切な存在。
日頃から爪ケアをするのは難しいとしても、
正常な爪の状態を保つことは意識していきましょう。

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